ジェネリック医薬品って・・・?
ジェネリック医薬品とは
「ジェネリック医薬品」(後発医薬品)は、先発医薬品の特許が切れた後に製造・販売される、「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、同等の効き目がある」と認められた医薬品です。
効き目や安全性は大丈夫なの?
ジェネリック医薬品の開発にあたっては、医薬品メーカーにおいて様々な試験が行われており、それによって先発医薬品と効き目や安全性が同等であることが証明されたものだけが、厚生労働大臣によって承認されます。先発医薬品と異なる添加剤を使用する場合であっても、無害で治療効果を妨げない安全性が確認されたものが使用されます。
価格以外にメリットはあるの?
ジェネリック医薬品は先発医薬品よりも飲みやすくなるように薬の大きさや味、においの改良や、湿気や光に弱いなどの品質面の改善による保存性の向上など、よりよく工夫されたものもあります。もちろん効果に差はありません。
使用するにはどうすればいいの?
すべての医薬品にジェネリック医薬品があるわけではありません。また、アレルギーなどがある場合は選択できないこともあります。まずはかかりつけ医やかかりつけ薬剤師に相談してみましょう。
なぜジェネリック医薬品を勧めるの?
ジェネリック医薬品は、一般的に研究開発に要する費用が低く抑えらることから、先発医薬品に比べてお薬代が安くなっています。ジェネリック医薬品を使用することで、医療の質を落とすことなく、患者さんのお薬にかかる個人負担を軽くすることができます。また、医療費の抑制につながり、優れた医療保険制度を次世代に引き継いでいくことにも貢献します。
2020年11月18日 16:36