新型コロナワクチン接種の注意点
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。首都圏、関西圏、中部圏のみならず、北海道や九州、福岡でも緊急事態宣言が発出されています。この状況打開のための、切り札としてのワクチンの接種が、高齢者から本格的に始まります。可能な限り安全に接種を受けるには、どのような点に注意をするべきでしょうか。
今までの副反応
厚生労働省によると、4月22日までの約250万回の接種で、アナフィラキシーは94回発生。接種後の死亡例は、4月27日までに19人確認されましたが、いずれも「ワクチンとの因果関係は不明」とのこと。厚生労働省の専門部会は安全性に問題がないとの見解を出しています。
ワクチンに詳しい長崎大学の森内浩幸教授は「想定の範囲内で、心配するレベルではない」と評価しています。
接種時の注意点
当日、37.5°℃以上の発熱がある場合は接種できません。
心臓病や腎臓病などの基礎疾患がある場合は、注意が必要なので、かかりつけの医師に相談をすること
肩を出しやすい服装で会場へ行く
接種時はリラックスする。可能なら横になって受けたり、接種後は背もたれ付きの椅子で休んだりする
接種後15分~30分は会場で座って経過観察する
接種当日は、入浴をしても接種部分はこすらない。また激しい運動は控える
2021年05月14日 10:02