コロナワクチン SNS上の”うわさ”
こうした若い世代に対し、有効性や安全性に関する正確な情報を伝えていくことが大事です。しかし多くの若者が利用する会員制交流サイト(SNS)などで流される”うわさ”には、科学的根拠に基づかないウソやデマが含まれている場合もあり、注意が必要です。
科学的根拠なきウソ、デマに注意
例えば、「接種で新型コロナに感染する」「日本でも接種中のmRNAワクチンで遺伝子が操作される」「接種でマイクロチップを埋め込まれて追跡される」「ワクチンを打った腕に磁石がくっつく」「妊婦が接種すると流産になる」「ワクチンで不妊になる」という”うわさ”が出回っています。いずれも国内外の保健当局から明確に否定されていますが、それらを信じてしまい接種に不安を抱く人もいます。
また政府はSNSで流される情報について、「ワクチンを受けた後に起きた好ましくない出来事(有害事象)を、因果関係がわからないにもかかわらず、あたかもワクチンが原因であるかのような書き方をしている情報もある」と注意を喚起しています。
公的な情報で確認を
その上で、ワクチンの安全性については「大規模な臨床試験だけでなく、承認後の安全性の監視システムによって常に調べられており、調査や評価の結果は国内外の公的機関から発表されている」として、厚生労働省や首相官邸など公的な機関からの情報を確認するよう呼びかけています。"うわさ”の一覧
2021年07月26日 15:42